飛鳥ハーフマラソン

世界遺産登録に向けた「構成資産候補地」のご紹介

 2022年3月13日、明日香村全域をフィールドとした「飛鳥ハーフマラソン」の第一回が開催されました。

 

 飛鳥・藤原地域は「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」として世界遺産登録を目指しており、飛鳥ハーフマラソンのコースは世界遺産候補地を巡るコースとして設定されています。数多くの歴史資産を巡り、日本はじまりの舞台を駆け抜けることが出来るのは、この大会の大きな特徴です。

 

 当日コースを走るランナーの目線で、「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の構成資産候補地をご紹介します。

 試走される出場ランナーの皆様も、歴史に思いを馳せながら、明日香村の景色を楽しんで頂ければと思います。


【スタート地点の「キトラ古墳周辺地区」~大和三山を望む】




■飛鳥ハーフマラソン公式のコースマップ■

 

「世界遺産構成資産候補地」が

分かりやすくマッピングされています。

 

 

ダウンロード
飛鳥ハーフマラソン_コースマップ.pdf
PDFファイル 38.8 MB


①キトラ古墳

 ~本格的な天文図や四神が描かた終末期古墳~

史跡:『キトラ古墳』

施設:『キトラ古墳壁画体験館 四神の館』

    ※精巧な模写を展示しています



②天武・持統天皇陵

 ~ 天武天皇と、その皇后・持統天皇の合葬墳~


③橘寺

 ~ 聖徳太子生誕の地といわれる太子建立七寺のひとつ~

寺社仏閣:『橘寺』


④川原寺跡

 ~天武天皇による創建。弘法大師ゆかりの寺~

寺社仏閣:『川原寺跡』



⑤飛鳥寺跡

 ~約1400年前に作られた日本最古の大仏様~

寺社仏閣:『飛鳥寺』


⑥飛鳥水落遺跡

 ~日本で初めて「時刻」を測る水時計が設置された場所~



⑦石舞台古墳

 ~蘇我馬子の墓といわれる日本最大級の古墳~



牽牛子塚古墳 【2022.3.6 OPEN!】

 ~天皇家の八角形古墳。斉明天皇・間人皇女の陵墓~

※⑧から西の方を眺めると、遠くに連なる山裾に白い八角墳が見えます



⑨高松塚古墳 【2022年・壁画発見50周年!】

 ~飛鳥美人の極彩色壁画に彩られた終末期古墳

史跡:『高松塚古墳』

施設:『高松塚古墳壁画館』※精巧な模写を展示しています


⑩中尾山古墳 

 ~文武天皇の陵墓とされる八角形の古墳