明日香村には、古事記・日本書紀の時代より受け継がれてきた伝統的な芸能があります。
村内には現在、それを復元し、継承に取り組んでいる4つの団体があります。
明日香村伝承芸能保存会では、これらの団体の活動を広く皆様に知っていただく為、見学・体験者を募集しております。

歴史が息づく明日香ならではの伝統芸能に、是非触れてみてください。





 南無天踊りは、「日本書紀」の皇極天皇(斉明天皇)紀に、天皇が飛鳥川上流で雨乞いをされた記述があり、それを起源とした農耕の踊りです。

南無天踊りを継承している稲淵地区は、歴史的風土がよく残されていて、棚田百選にも選ばれています。

現在の南無天踊りは、神社に伝わる江戸時代の絵馬と古老の記憶により復元されたものです。

~て天つくつ 天つくつ て天つくつ 天つくつ て天なもで 天なもで て天なもで 天なもで~
独特のお囃子が耳に残る雨乞い踊りです。

 



 八雲琴は二弦琴とも言い、古く古事記にも記されているスサノオノミコトが持っていた「天の沼琴」をもって発祥とされています。

飛鳥寺の長老であられた故山本雨宝(震琴)師は、八雲琴の演奏者として国の無形文化財の指定を受けておられ、生涯長きにわたり八雲琴を保存伝承され、口伝であったたくさんの曲を採譜し、また神前楽器であったこの琴を広く東洋音楽として紹介されました。
そのわが国特有の貴重な弦楽器にのせて、「明日香の響保存会」により、古代万葉の心、あすかの響きを奏でています。

■平成17年、「明日香の響保存会」は、「地域で優れた業績を残し、今後の活躍が期待される」として、第25回「伝統文化ポーラ賞」を受賞しました。

■平成21年度2月9日に開催されました明日香村文化財保護委員会において、明日香の響き保存会の八雲琴(震琴流)が明日香村無形文化財に承認され、平成21年2月10日付けで明日香村無形文化財に指定されました。

 



 「中大兄、飛鳥寺槻の木の下に蹴鞠するも皮鞋の脱落つるを、中臣鎌足連これを取り置ちて恭みて奉る」

これは、日本書紀皇極天皇三年の有名な記述です。

蹴鞠の起源は古代中国・黄帝の時代といわれ、当時は「武術の鍛錬」としての性格が強かったといわれています。

「飛鳥蹴鞠」は、飛鳥時代に中国から伝わった蹴鞠を20年かかって復元。1350年前の勇壮な蹴鞠がよみがえりました。

 



 「万葉歌は歌うもの」・・・
万葉学者・故犬養孝先生に誘われて歌った万葉の歌。
自分の口を動かし、大きな声で歌うことによって、古代の作者や風景を理解することができます。

謡曲調、詩吟調、朗読調、童謡調などなど、個々自分で節をつけて楽しく歌ってみませんか?目の前に万葉歌人が現れるかも?

 


◆あなたも明日香村の伝承芸能に触れてみませんか?◆

明日香村伝承芸能保存会では、下記の日程で見学・体験会を行っております。
皆様お誘い合わせの上、是非ご参加ください。

●公演場所・日程以下のとおりです。

  公演月   公演日時  公演場所
飛鳥蹴鞠
(雨天中止)
 
5月 


10月
 ㏢(火・祝)
13:30~14:20


1日(土)
13:30~14:20
国営飛鳥歴史公園高松塚地区 


国営飛鳥歴史公園石舞台地区
 万葉朗唱 ㋃・5月6月・9月
10月・11月
第2土曜日
13:30~14:00
奈良県立万葉文化館
 八雲琴 ㋃・5月6月・9月
10月・11月
第3土曜日
13:30~14:00
 奈良県立万葉文化館
 南無天踊り
 (雨天中止)
㋃・5月6月・9月
10月・11月
 
第4土曜日
13:30~14:10
 
 奈良県立万葉文化館



※参加・体験希望される方は事前にご予約が必要です。

   

■お問合せ・体験お申込み■

●明日香村伝承芸能保存会 
  電話・FAX:0744-54-2324
(会長 岡崎宅)